2012年、3月・・・
右も左もわからない中、農業がしたいという気持ちだけで童仙房に飛び込みました。
気が付けばそろそろ10年。
おいしいトマトはできるけれども、いつも収量が少ないーー。
そんな小さな農家ですが、地域の方々に助けられ、お客様にあたたかい言葉をいただき今まで続けることができました。
こらからも小さな小さな農家として野菜や加工品を世の中に出していきたいです。
小さな農業
農業は求められる野菜を求められる分量生産し続ける技術が必要です。
そこがスタートにもかかわらず前年の反省を活かせず同じ失敗をしたり、むやみに畑を拡大して手が回らなくなったりと前進と後退を繰り返してきました。
いまは栽培にとにかく手をかけることを目標に取り組んでいます。
効率よりも目の前の野菜に全力を尽くす。肥料もお金を払って買うのではなく、山に行って落ち葉を集め、ニワトリ小屋に入って鶏糞をすくい、近くのライスセンターから籾殻や米ぬかをもらってきて、それらを混ぜて自家製の堆肥を半年近く時間をかけてつくっています。
ハト畑の加工品は素材命。
童仙房の畑はのびやかで、周囲は林に囲まれ、気持ちのよい風が通り抜けます。
ハト畑の加工品は、みなさまの食卓で開けていただいたとき、口に運んでいただいたときに、畑の風景が広がるようなものであってほしいと思いながら、
心を尽くして製造しています。何より、採れたての野菜たちには、そう思わせる力があります。
また、米粉むしぱんミックスは、ご家庭でお米のおやつ作りを楽しんでいただきたいとの思いからcercleさんと共同開発しました。
こちらもこだわりがちりばめられた商品です。